意外にも「まだ現役を続ける元マンチェスター・シティの大ベテラン選手」8名

15年前に大きな変貌を遂げたマンチェスター・シティ。2部と1部を行き来していたクラブから、優勝を狙うビッグなチームに生まれ変わった。

そして数多くの選手を獲得し、個性豊かなスターがその歴史を彩ってきた。今回は『Planet Football』から「意外にも2023年も現役を続けている元マンチェスター・シティの選手たち」をご紹介する。

ロケ・サンタ・クルス

マンチェスター・シティ所属:2009~2013

現在の年齢:42歳

現所属:リベルター

映画スターのようなルックスを持っていた長身のパラグアイ代表ストライカー。マンチェスター・シティでは一瞬の輝きに終わったものの、その後様々なクラブで長くプレーし続け、息の長い選手になった。現在42歳だが母国の名門リベルターに所属している。

ジャック・ロドウェル

マンチェスター・シティ所属:2012~2014

現在の年齢:32歳

現所属:シドニーFC

エヴァートンで飛躍した後マンチェスター・シティに引き抜かれたが、あまりうまくいかなかったジャック・ロドウェル。サンダーランド、ブラックバーン、シェフィールド・ユナイテッドで苦戦した後にオーストラリアへと渡った。

小野伸二の古巣でもあるウェスタン・シドニー・ワンダラーズでプレーした後、昨年からは名門シドニーFCに所属している。

ガエル・クリシ

マンチェスター・シティ所属:2011~2017

現在の年齢:38歳

現所属:無所属

アーセナルで活躍したあとマンチェスター・シティに加入したフランス代表左サイドバック。つい最近までスイス・スーパーリーグのセルヴェッテでプレーしていたが、今夏のマーケットで契約が満了になって退団した。

指導者を目指しているというコメントをしたこともあるが、「良いクラブが見つかればまだ1年プレーを続けたい」と話しており、今は新しい所属先を探しているようだ。

ヴァレリ・ボジノフ

マンチェスター・シティ所属:2007~2010

現在の年齢:37歳

現所属:無所属

2007年にヴァレリ・ボジノフがマンチェスター・シティと契約した際、非常に高い評価を得た。CEOのアリスター・マッキントッシュは「彼はエキサイティングな若手で、チームにとって素晴らしい追加だ」と語っていた。

それはある程度真実であったが、ケガのせいでなかなか価値を証明できなかった。そして2009年にパルマへと貸し出され、それから様々な国を渡り歩いてプレーし続けた。この2年は指導者をしながらブルガリアの下部リーグを戦っている。

ヨン・グイデッティ

マンチェスター・シティ所属:2010~2015

現在の年齢:31試合

現所属:AIKソルナ

マンチェスター・シティで長く在籍したスウェーデン代表のグイデッティ。トップチームでの出場はわずか1試合だったが、ローン先のフェイエノールトで大活躍したことで大きな話題を集めた。

昨年は12シーズンぶりに母国に戻りAIKソルナに移籍。今季はスウェーデン1部リーグで14試合に出場して1ゴールという成績となっている。

ウィルフリード・ボニー

マンチェスター・シティ所属:2015~2017

現在の年齢:34歳

現所属:オールウェイズ・レディ

フィテッセ時代にはハーフナー・マイクとコンビを組み、「NEXTドログバ」と期待されたボニー。その後スウォンジー・シティを経て2015年にマンチェスター・シティへと移籍したが、2800万ポンドの移籍金に見合う活躍は出来なかった。

現在34歳となっているボニーは、カタール、サウジアラビア、オランダでプレーした後ボリビアへと渡り、今年はオールウェイズ・レディというクラブに加入している。

ウラジミール・ヴァイス

マンチェスター・シティ所属:~2012年

現在の年齢:33歳

現所属:スロヴァン・ブラチスラヴァ

豊かなスピードとサイドでのトリックを武器としたスロバキア代表アタッカー。マンチェスター・シティの下部組織で育成され、トップチームに昇格したものの、1試合しか出場機会を得ることはできなかった。

その後ボルトン・ワンダラーズやグラスゴー・レンジャーズ、エスパニョールへと貸し出されて2012年に退団。イタリアやギリシャを渡り歩き、現在はスロバキアに戻ってスロヴァン・ブラチスラヴァに所属している。

クラウディオ・ブラボ

マンチェスター・シティ所属:2016~2020

現在の年齢:39歳

現所属:ベティス

ジョゼップ・グアルディオラ監督が求めた最後尾からの攻撃貢献。そのためにバルセロナから獲得されたGKクラウディオ・ブラボであったが、プレミアリーグでは全く力を発揮できなかった。

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ジョー・ハートと同じようにグアルディオラの戦術に馴染めなかった彼はカバジェロとエデルソンに置き換えられ、その後2020年までサブとなったあとに退団。キャリアを再建するようにベティスで意欲的にプレーし続けている。

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