孤独のグルメに登場!東京・三河島の“旨み”と“辛さ”が押し寄せる麻婆豆腐

2015年創業の麻婆豆腐専門店

JR常磐線の三河島駅から歩いて3分ほどの路地裏にひっそりと佇む『眞実一路』。

隠れ家的な雰囲気を醸し出す「麻婆豆腐」の専門店で、テレビ東京の「孤独のグルメ Season7」に登場したお店です!
ちなみに店名の『眞実一路』とは「真実のみを信じ、それを貫くこと」という意味だそうです。

こじんまりとした店内は下町食堂の雰囲気が充満しており、席は壁向きカウンター席とテーブル席があります。

ランチメニューは「赤(五味一体) 麻婆豆腐」、「黒い麻婆豆腐」、「白い麻婆豆腐」、「緑の麻婆豆腐」、「くんせい麻婆豆腐」の5種類。
辛さは1から5までで選択可能で、辛さの目安は1辛(中辛)、2辛(辛口)、3辛(超辛口)、4辛(激辛)、5辛(超激辛)になります。なお辛さが選べるのはこの「赤(五味一体)麻婆豆腐」のみになります。

「赤(五味一体) 麻婆豆腐」は“香り”、“辛味”、“痺れ”、“旨味”、“食感”が複雑に絡み合いながら、極上の調和を熱々の焼き鉄皿で実現している逸品!

店内の黒板には「麻婆豆腐」のこだわりについて、しっかりと記載されていています。その内容は…

一味「麻」:シビれる辛味 四川花山椒をふんだんに使用
二味「辣」:唐辛子の辛味 四川朝天辣椒で作る自家製ラー油使用
三味「香」:香辛料の香り ニンニクや秘伝配合の豆板醤、四川氷川豆鼓の香り
四味「熱」:熱の旨味 鍋フチを焦がすまで焼き鉄皿でグツグツに
五味「色」:三色のコントラスト 豆腐の白、ラー油の赤、ニンニクの芽の緑

トロミは少なくスープ状で、四川朝天辣椒で作る自家製ラー油と四川花山椒の立ち昇る香りに食欲が強烈に刺激されます。

豆板醤や豆豉の旨みやコクが奥行きを与えており、花山椒のキレは十分に保たれている印象。“香り”、“辛味”、“痺れ”、“旨味”、“食感”が主張はするがお互いが打ち消し合わないギリギリのバランスを見切って見事な調和を生み出し、何とも言えない独特の味わいを表現しています。

「緑の麻婆豆腐」は野菜ペーストを使用した他では食べることができないこちらのお店のオリジナルの逸品!

野菜ペーストらしくベースは素朴で優しい味わいですが、微妙なさじ加減や工夫による繊細な味わいで豆腐が美味しく感じられます。しかし麻婆豆腐の基本となる「麻」と「辣」はしっかりと余韻として残ります。

痺れるような辛さは抑えられていているので、辛いものが苦手な方には特に好まれる麻婆豆腐だと思います。

ごま油効いた塩分控えめの「ザーサイ」は箸休めとして最適な逸品!さっぱりとした後味で固めに炊きあげられたご飯が進みます。

四川の誇る「麻」と「辣」、そこに「香り」と「熱」と「色味」を加えた五味一体の破壊力ある麻婆豆腐!ぜひ一度ご賞味あれ!

眞実一路
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里1-4-12 コーポこだま102

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*この記事は2023年9月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:ニッポンごはん旅・編集長

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