リビアの大規模洪水、サッカー選手5人目の死亡が確認される

大型台風「ダニエル」によって大きな被害を出しているリビア。2つのダムが決壊し、港湾都市デルナを大きな水害が襲った。

今のところ被害の全容は明らかになっていないものの、西部地域政府は少なくとも2000人以上が亡くなったと伝えており、東部地域政府は5300人以上の遺体が発見されていると報告した。

また、それ以外にも数千人が行方不明の状態になっていると伝えられており、その被害は甚大なものに発展している。

リビアサッカー連盟によれば、水害に見舞われた地域で4名のサッカー選手が死亡したことが明らかになっているとのこと。

一人はシャーヒン・アル・ジャーミル。ベンガジにあるプレミアリーグのアル・タハーディというクラブと契約したばかりだったという。

さらに同じくプレミアリーグのダルネスでプレーしていたモンデル・サダカも死亡したことが確認されているとのこと。

また同じダルネスのユースに所属していたサラー・サーシとアユブ・サーシという兄弟の選手が死亡したことが明らかになっているそう。

そして『BBC Africa』は加えてアル・カジーディに所属しているヌスール・マルトゥバという選手も死去したと伝えている。

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リビアリーグのアル・アハリ・ベンガジとアル・ヒラルは今週末CAFチャンピオンズリーグとCAFコンフェデレーションズカップの試合に臨む予定であったが、この洪水を受けて試合の中止を要請しているとのこと。

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