最下位低迷のリヨン、新監督はクラブOBの元イタリア代表DFか?

[写真:Getty Images]

ローラン・ブラン監督を解任したリヨンだが、新監督の最有力候補はOBの元イタリア代表DFが有力のようだ。フランス『レキップ』が伝えた。

リヨンは、今シーズンのリーグ・アンで苦しみ、開幕から4試合で1分け3敗の未勝利。チームは最下位に低迷していた。

深刻な状況を受け、11日にブラン監督との契約を解消。新監督を探すことになった。

これまで元イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾ氏が、後任の最有力候補として見られてきたが、ここに来て新たな人物が浮上。かつてリヨンでもプレーした、元イタリア代表DFのファビオ・グロッソ氏(45)が最有力だという。

グロッソ氏は、ガットゥーゾ氏らと共に2006年のドイツ・ワールドカップで優勝したメンバー。現役時代は左サイドバックとして名を馳せ、パレルモやインテル、ユベントスでもプレー。2007年7月から2009年8月までの2シーズンをリヨンで過ごしていた。

引退後は監督業をスタート。ユベントスの下部組織で指揮を執り、バーリでファーストチームの監督に初就任。その後は、エラス・ヴェローナ、ブレシア、シオン(スイス)、フロジノーネで指揮を執っていた。

昨シーズンはセリエBでチームは見事に優勝。セリエAでの挑戦かと思われたが、シーズン終了後に監督を退任し現在フリーのグロッソ氏は、新天地が決まらず。リヨンにとっては好都合だったという状況だ。

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