小山市の絹義務教育学校の児童と園児が仲良く稲刈り体験

 まだまだ暑い日が続いていますが、実りの秋を迎え、小山市で13日に子どもたちが稲刈りを体験しました。

 稲刈りを行ったのは、小山市の絹義務教育学校の5年生24人と、認定こども園のぶしま幼稚園の園児15人です。

 絹義務教育学校が合併する前の旧延島小学校から続いている伝統行事で、地元の農家や自治会など地域の人たちがコメづくりを指導します。児童たちに、コメづくりに興味を持ってもらうとともに、園児と一緒に稲刈りをすることで、コミュニケーション力を養うことが目的です。

 5月に旧延島小学校の南側の田んぼに、手で植えた苗が順調に育ち、しっかりと稲穂が実りました。児童たちは園児とペアになって、手をつないで田んぼに入り、稲穂の束を根元から5センチほどのところで、鎌で刈り取っていきました。真夏を思わせる暑さに、途中で水分補給の休憩を入れながら、子どもたちは大粒の汗をかきながら、稲を次々に刈り取っていきました。

 収穫されたコメは10月の給食で、全校児童で味わうほか、幼稚園にも配られるということです。

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