中学部活動の地域移行、福岡大学が支援へ 指導者養成研修会実施

2023年9月11日、福岡大学は福岡市城南区七隈の福岡大学第二記念会堂で中学校の部活動地域移行を支援する指導者養成研修会を開いた。

福岡大学によると、指導者養成研修会は、2024年度のスポーツ庁公募・大学スポーツ協会(UNIVAS)に採択された委託事業の一つで、城南区で実施している中学校の部活動を指導する学生らの養成トライアル事業の一環。3回開く指導者養成研修会の最終回として、福岡大学OBで福岡市立友泉中学校の宇都宮淳校長の教員としての心構えやハラスメントに関する講演会や、福岡大学スポーツ科学部の乾真寛教授の講義、けが防止と初期対応、AED(自動体外式除細動器)の講習会などを行った。

中学校の部活動指導者を目指す学生たちは3回開かれた指導者養成研修会のいずれかを受講したあと、人材バンクに登録され、大学のスポーツ施設で合同練習する集合型部活動や大学から中学校へ派遣される派遣型部活動で指導者を務める。

集合型部活動は10~12月に福岡大学の陸上競技場、サッカー場、剣道場、バレーボールコートで開かれる予定。城南区内の中学生526人(4種目)が参加することになっている。

参考:

【福岡大学】中学校の部活動地域移行を福大生が支援~部活動指導者養成研修会を開催(9/11)

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