「スピード感持ち成果あげたい」上川陽子新外相 外務省職員を前に抱負「女性の視点を外交に」

第2次岸田改造内閣で外務大臣に就任した静岡1区選出の上川陽子衆議院議員は9月14日午前、外務省で大臣の交代式に臨み職員らを前に抱負を述べました。

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<上川陽子外務大臣>
「わが国が直面する喫緊の重要課題にスピード感をもって着実に成果をあげたい」

上川外務大臣は林前外務大臣との交代式に臨み、外務省職員を前に「女性の視点を外交に活かすことが求められている」との考えを示しました。

今回の内閣改造で岸田総理大臣は女性の積極的な起用に踏み切りました。

上川さんが今回務める外務大臣は、女性議員としては歴代3人目で、20年ぶりです。

岸田総理は上川外務大臣について国際人脈、閣僚としての経験が豊富だと評価しています。

<上川陽子外務大臣>
「関連の安保理決議違反につながる可能性があると、しっかりとこの懸念をもって注視をしているとことでございます」

13日、報道陣からロシアと北朝鮮の首脳会談について見解を問われた上川外務大臣は、今回の会談がウクライナへの侵攻を続けるロシアに対する北朝鮮による武器などの援助につながることへの懸念を示し、アメリカ・韓国など国際社会と緊密に連携していくと強調しました。

上川大臣は来週、ニューヨークで開かれる国連総会に出席する予定で、本格的な外交の舞台に立つことになります。

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