自民党議員「安定感ある陣容」、立憲民主党議員「特徴がない」 内閣改造、新潟県関係議員はどう見る?

 第2次岸田再改造内閣が発足した9月13日、新潟県関係の自民党国会議員は「安定感ある陣容」と評価する一方、野党第1党の立憲民主党議員は「代わり映えしない。さしたる特徴がない」と批判した。

 自民人潟県連会長の高鳥修一衆院議員(比例北陸信越)は主要閣僚の留任などから「安定感があり、よく練られた人事だ」とした。所属する党内最大派閥・安倍派からは初入閣が2人。宮下一郎農相とは「旧知の仲」とし、「万事相談しながら(新潟県の)渇水対策、農林水産業の振興に取り組みたい」と話した。

 立憲民主新潟県連代表の西村智奈美衆院議員(旧新潟1区)は過去最多に並ぶ女性5人の入閣は評価したが、「目新しさのなさを女性の数で補おうとしていないか」と疑問を呈す。政治資金問題の説明不足が指摘される小渕優子・自民選対委員長らを挙げ「説明責任を果たさない人が役員にいる。政治とカネの問題を軽視する姿勢が見える」と指摘した。

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