ペット飼育とスマホに関係性? 犬はiPhone、猫はAndroid

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NTTドコモの研究機関、モバイル社会研究所は14日、ペットの飼育とスマートフォンの利用状況をまとめた「2023年 健康意識調査」を発表した。同居するペットが犬か猫かによってライフスタイルに違いがあることが確認できたという。

同研究所は2月、15~79歳の男女を対象に全国調査を実施。有効回答数は7166だった。

ペットの飼育状況を聞くと、犬だけを飼っている人は7.2%、猫だけを飼っている人は6.2%で、犬猫両方飼っている人は1.2%だった。性別で分類すると、猫の飼い主は全世代で男性より女性の方がが多かった。

犬や猫との同居と利用しているスマートフォンとの関係[調査対象:全国・15~79歳・n=7166](モバイル社会研究所調べ)

ペットの飼育状況と利用しているスマホに着目して調査すると、犬だけを飼っている人のうち、AppleのiPhoneの利用者は50.2%で半分以上を占めた。GoogleのOSを搭載したAndroidスマホの利用者は44.0%だった。逆に、猫だけを飼っている人のうちAndroidスマホの利用者は51.6%で、iPhoneの40.6%を上回った。

犬と猫を両方飼っている人はiPhoneが47.1%、Androidが40.0%。iPhoneとAndroidスマホ両方を持っている人は10.6%で、「犬だけ」「猫だけ」の数値を大きく超えた。

また、スマホの利用状況とライフスタイルの調査では、犬や猫を飼っている人はメール、LINE、電話などで友人らとやり取りをする機会が、ペットを飼っていない人より多いことがわかった。犬を飼っている人は友人との外食やボランティア活動に積極的で、猫を飼っている人はプライベートのスマホ利用時間が長い傾向が見られたという。

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