夜に騒音100デシベル 嘉手納基地でF35ステルス戦闘機が訓練 沖縄

 【中部】米軍嘉手納基地で11、12の両日、巡回配備中のF35Aステルス戦闘機による夜間訓練があった。アフターバーナー(推力増強装置)を使って離陸する様子が確認された。F35Aは11日午後6時59分から午後7時1分にかけて6機が相次いで離陸した。午後7時には、嘉手納町屋良で騒音100.1デシベルが記録された。100デシベルは「電車が通るときのガード下」に相当する。米軍は嘉手納基地所属のF15戦闘機の退役に伴い、米本国などから戦闘機を同基地に巡回配備している。
 (石井恵理菜)

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