千葉大学の学生ら 「オープンデータ」活用法を学ぶ

千葉大学の学生ら 「オープンデータ」活用法を学ぶ

 自治体が公開している「オープンデータ」の有効的な活用方法を学ぼうと、千葉市内の大学生らが9月14日、千葉県のデータを活用して、社会的な課題を解決するためのアイデアを出し合いました。

 この取り組みは自治体が保有し公開している公共データ、いわゆる「オープンデータ」の利活用を促進しようと、県と千葉大学が開催したもので、千葉大学の学部生や院生あわせて11人が参加しました。

 学生らは、まずグループごとに農業、健康それに観光、環境の4つのテーマを選び、県が抱える課題やその解決策を、オープンデータを活用して情報を整理・分析することで、アイデアを出し合いました。

 そして、それぞれのテーマで発表を行い、データを活用する利点を学びました。

 県の担当者は、「県が持っているデータを積極的に公開することで、県民に活用してもらい、地域課題解決などの活性化を期待したい」と話しています。

観光をテーマに発表した学生は―
「オープンデータは、インタビューとかよりも直観的に現在の状況が詰まったものなので、参考にして自分の研究とかにも生かせたら良いなと思う」

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