貨物船で作業中ブルドーザーにひかれ男性作業員死亡 宮城・石巻港

貨物船の中で荷下ろし作業をしていた男性作業員が、ブルドーザーの操縦席から転落してひかれ死亡しました。

石巻海上保安署によりますと14日午後2時半ごろ、宮城県石巻港日和ふ頭に係留している貨物船の中の倉庫で、ブルドーザーを操縦して荷下ろし作業をしていた20代の男性作業員が、バランスを崩して操縦席から転落しました。

男性が転落した後もブルドーザーは動き続け、男性はブルドーザーの下敷きになり、心肺停止の状態で病院に運ばれ、その後死亡しました。

亡くなったのは、東松島市に住む運輸会社の従業員阿部桃矢さん(20)です。

船の倉庫には飼料が積まれていて、阿部さんはブルドーザーを使って飼料を平らにする作業をしていたということです。

石巻海上保安署は、安全管理に問題が無かったかなど事故の詳しい原因を調べています。

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