【ゴールデンジョッキーC】武豊騎手が総合優勝…「僕にとっての特別な勝負服」

14日に園田競馬場で、中央および地方競馬の免許取得期間内において通算2000勝以上を挙げた騎手が招待され、第30回ゴールデンジョッキーカップが行われた。

8・9・11Rの計3競走の着順によるポイントで順位が争われ、8Rは田中学騎手(兵庫)、9Rは武豊騎手(JRA)、11Rは下原理騎手(兵庫)が勝利。

総合優勝は、計32ポイントを獲得した武豊騎手が初制覇を果たした。また、山口勲騎手も32Pを獲得したが、最上位着順を記録した騎手を上位とするため、9Rの2着が最高だったため2位となった。

スペシャルウィークの勝負服で参戦

園田9R・ディージェーサンと武豊騎手 (C)兵庫県競馬組合

総合優勝:武豊騎手
「久しぶりのこのシリーズに参加させていただいて、地方・中央垣根なく、トップジョッキーが集まって、良いレースをという気持ちで、そういうレースに乗れるだけですごく良い1日になったなと思いますし、しかも『アレ』(阪神のチームスローガン“A・R・E“ 優勝を意味する言葉として使われている)することが出来て良かったなと思います。(この勝負服に)袖を通した時にいろんな思いが頭をよぎりましたし、僕にとっての特別な勝負服の一つなので、この服でこうやってアレすることが出来て本当に嬉しいですね。本当にこうやって中央も地方もみんな一生懸命レースに臨んでいますので、どちらも応援していただけるとすごく嬉しいです。競馬はまだまだこれからずっと続いていきますし、何よりも皆さんの声援が一番の力になりますので、今後もぜひ競馬を盛り上げてください。今日はありがとうございました」

●第1戦:ファイティングジョッキー賞(C2・1230m)
優勝:田中学(兵庫)
メルパール(牝3・永島太郎)

●第2戦:エキサイティングジョッキー賞(C1・1400m)
優勝:武豊(JRA)
ディージェーサン(牝4・永島太郎)

●第3戦:チャンピオンジョッキー賞(B1B2・1700m)
優勝:下原理(兵庫)
エイシングラス(牡4・坂本和也)

●総合結果
総合優勝:武豊(JRA) 32pt
2位:山口勲(佐賀) 32pt ※最上位着順差により2位
3位:赤岡修次(高知) 30pt
4位 横山典弘(JRA) 28pt
5位 下原理(兵庫) 27pt
6位 戸崎圭太(JRA) 25pt
7位 田中学(兵庫) 24pt
8位 吉原寛人(金沢) 24pt
9位 岡部誠(名古屋) 22pt
10位 吉村智洋(兵庫) 20pt
11位 宮川実(高知) 16pt
12位 御神本訓史(大井) 16pt

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