企業で広がる脱ジャニーズ　森永やライオン、JCB

　ジャニーズ事務所の性加害問題を巡り、企業が所属タレントの起用を見直す動きが14日も広がった。ライオンや森永製菓は現在の契約満了をもって更新しない方針を表明。信販大手のJCBは新たな広告起用を見合わせると明らかにした。

　日用品大手のライオンは、今後新たに所属タレントと契約する場合は事務所を通さずに行うことも検討する。現在は岡田准一さんと相葉雅紀さんを起用している。CM放映を取りやめ、広告や販促物の展開も「可及的速やかに中止する」とした。

　タレントには罪はないとの意見も根強く、森永製菓は「タレントのみなさまへの感謝の思いは消えるものではない」とのコメントを出した。