【続報】尾道市の学校再編 委員会が“紛糾” ようやく可決 広島

広島県尾道市中心部の学校再編について市議会委員会の審議が紛糾しました。休憩を挟むなどして14日午後8時20分ごろようやく採決が行われ、可決されました。

寺田琢哉記者「学校再編が話し合われる委員会が始まりました。多くのマスコミと傍聴人が詰めかけ注目の高さがあらわれています」

宮本佳宏教育長「(9月7日の)答弁の中で訂正がありますので、所管の委員会である教育スポーツ委員会でおわびと訂正をさせていただきます」

尾道市議会教育スポーツ委員会は教育長の謝罪で始まりました。

市内中心部の小・中学校の統廃合計画に関連する条例の改正案などについて、これまで市側は合併のメリットとして「複数学級」になることをあげていました。

しかし14日の委員会で「複数学級」の実現は過去の資料をもとに計算されたもので、最新の資料では統合から2年後には一部、単一学級になることが説明されました。

藤本友行尾道市議「公に間違いだというなら説明資料自体が信用がなくなる。議案自体を取り下げてください」

審議は休憩を挟みながら続けられ、午後8時22分に賛成多数(反対2人)で可決されました。

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