「僕は永遠にパリジャン」ヴェッラッティがPSGに別れ、11年間で歴代2位の416試合に出場

[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)からカタールのアル・アラビへと完全移籍したイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(30)が、別れを告げた。

13日、アル・アラビはヴェッラッティの獲得を発表。移籍金は4500万ユーロ(約71億2000万円)と見られ、新天地を中東に移すこととなった。

2012年夏にペスカーラからPSGへと完全移籍したヴェッラッティ。11年間在籍し、公式戦416試合出場はクラブ史上2番目の多さとなる。

チームの中盤に君臨し、支え続けてきた中、今夏就任したルイス・エンリケ監督の下では構想外に。シーズン開幕から試合に絡めないでいた中、ヨーロッパのクラブからも獲得の打診があったものの、移籍期間が終了してしまい断念することとなった。

その後、サウジアラビアやカタールからオファーが届くと、アル・アラビへの移籍を決断。新天地へと渡るヴェッラッティは、“永遠のレジェンド”とも称される中で、クラブへの別れを告げた。

「パリ・サンジェルマンで10年以上プレーし、多くの偉大な選手たちと肩を並べ、30個のトロフィーを獲得できたことをとても誇りに思う」

「パリ、クラブ、そしてファンは常に僕の心の中で特別な場所を占め続けるだろう。僕は永遠にパリジャンだ」

また、ナセル・アル・ケライフィ会長もヴェッラッティに向けてコメントしている。

「マルコはパリ・サンジェルマンと永遠に結びつき、我々の偉大な歴史の中で大きな役割を果たすことになる」

「彼はこれからもクラブの一員だ。我々は彼の新たな冒険が成功することを願っている」

© 株式会社シーソーゲーム