朝ドラ・逸馬の再登場に、SNS盛り上がり「また会えるとは」

土佐の造り酒屋で跡取り息子として育てられた主人公が、やがて植物の世界に関心を抱き大きな世界へと踏み出す連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。9月14日放送の第119回では、万太郎の妻・寿恵子の店に思いがけない人物が現れるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

寿恵子(中央、浜辺美波)に連れられ、万太郎(右、神木隆之介)と再会する早川逸馬(左、宮野真守)(C)NHK

標本を送ってきた南方熊楠に好感を抱いた万太郎(神木隆之介)。しかし南方は国が進めている神社合祀令に反対しているため、大学の徳永(田中哲司)から「深入りするな」と釘を刺されてしまう。

万太郎が自身の立場に思い悩むなか、妻・寿恵子(浜辺美波)が営む店に、土佐時代に出会った早川逸馬(宮野真守)が訪れる。寿恵子の夫が万太郎であることに気づいた逸馬はすぐに万太郎のもとを訪ね、2人は数十年ぶりの再会を果たすのだった。

土佐で自由民権運動をおこない、万太郎に「自由とはなにか」を教えた人物である逸馬が再登場した今回の放送。万太郎と別れた際は、警察から激しい尋問を受け生死不明の状態だった逸馬。

それだけに、SNSでは「逸馬さぁぁぁぁぁん!!」「早川逸馬にまた会えるとは!」「感動の再会やったわマジで・・・」「生きていたのね逸馬ーー!」など喜びの声が相次ぎ、エックス(旧ツイッター)では「逸馬さん」「早川逸馬」「早川さん」など関連ワードが続々とトレンド入りしていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。9月15日放送の第120回では、逸馬が連れてきた資産家の永守(中川大志)が、万太郎の研究に投資がしたいと申し出る。

文/つちだ四郎

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