またしてもヒーローコールの2着。前走の黒潮盃に続いて苦杯をなめる格好となった。道中はゆったりとした展開にも折り合いよく追走。リラックスして直線勝負の様相だったが、先に抜け出したライバルに追いつくには厳しい展開だった。鞍上の安藤洋一騎手も「勝ち馬の流れでした」とレースを振り返っていた。
2着 マンダリンヒーロー
安藤洋一騎手
「理想の展開ではなかったですね。ドラケンの位置が欲しかったです。道中はすごくリラックスして走れていて、上がりは絶対に脚は使えるなと思っていました。今日は（コーナーは）スムーズでした。最低限イメージしたレースは出来ましたが、全体的には勝ち馬の流れでしたし、それが厳しかったですね。逆転するには展開の助けが必要でした。距離は長くても全然大丈夫ですね」
レース結果、詳細は下記のとおり。
14日、川崎競馬場で行われた11R・戸塚記念（S1・3歳・ダ2100m）は、森泰斗騎乗の1番人気、ヒーローコール（牡3・浦和・小久保智）が快勝した。6馬身差の2着に3番人気のマンダリンヒーロー（牡3・大井・藤田輝信）、3着にタイガーチャージ（牡3・大井・鈴木啓之）が入った。勝ちタイムは2:16.6（良）。
2番人気で笹川翼騎乗、ナンセイホワイト（牡3・大井・米田英世）は、7着敗退。
直線は独走
単勝1.4倍に支持された森泰斗騎乗、ヒーローコールが断然の支持に応えた。レースでは前半から番手をキープし、行きっぷり良く先行。2週目向こう正面では早くも先頭に立ち、3コーナー過ぎから後続を引き離しにかかった。そこからは完全なる一人旅で、直線では独走。2着のマンダリンヒーローに6馬身差をつける圧巻の走りだった。
ヒーローコール 14戦8勝
（牡3・浦和・小久保智）
父：ホッコータルマエ
母：アインライツ
母父：ティンバーカントリー
馬主：山口裕介
生産者：坂本春雄
【全着順】
1着 ヒーローコール 森泰斗
2着 マンダリンヒーロー 安藤洋一
3着 タイガーチャージ 達城龍次
4着 ドラケン 山崎誠士
5着 ナガタエース 古岡勇樹
6着 コルドゥアン 西啓太
7着 ナンセイホワイト 笹川翼
8着 コロンバージュ 飛田愛斗
9着 ライズゾーン 張田昂
10着 ヴァレンティヌス 今野忠成
11着 マイキーマジック 野畑凌
12着 ローアヴァンフレア 和田譲治
