【速報】阪神、18年ぶりのセ・リーグ優勝 奈良県内でも喜びの声

リーグ制覇が決まり喜ぶ阪神ファン=14日午後9時ごろ、天理市富堂町ののだま

 14日、プロ野球阪神タイガースの18年ぶりのセ・リーグ優勝が決まり、県内もファンたちの喜びに包まれた。リーグ制覇を仲間と見届け、喜びを分かち合おうと天理市富堂町の飲食店「天ぷらと旬鮮魚 のだま」に集まった“虎ファン”は優勝の瞬間、万歳を繰り返し、六甲おろしを大合唱した。

 オーナーの山崎恭裕さん(45)は「野球居酒屋」と称し、55インチの大型テレビで連日、野球中継を流しているほか、野球ファンにはたまらないお宝グッズが所狭しと飾られている、 山崎さんは自らも幼少のころから白球を一筋に追い続け、高校時代は天理高校野球部で活躍した。常連客の安岡将基さん(24)は地元、大和高田クラブの主将で大の阪神ファン。「高校(兵庫・社)の先輩、近本選手のケガからの早い復帰がチームに勇気を与え、勢いがついたと思う」と目を輝かせた。

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