『すぐに論破してくる人』の特徴や性格5つ!イライラした時はどうするべき?上手な付き合い方は?

日常会話の中で相手の話を論破しようとする人にイライラ…!

皆さんの周りには、日常会話を楽しんでいる中で、その場に水を差すかのように相手の話を論破しようとする人はいませんか。「別に議論したいわけじゃないんだけれど…」と戸惑ってしまいますよね。

このような人は、議論が必要な場であっても相手の話を聞きながら自分の考えも柔和な姿勢で意見しつつ、双方が納得のいく結論に繋げてくれる人とは違います。単純に自分が優位に立っている状況に気持ち良くなっているだけであるケースが大半です。

まるで「勝った!」と思っていそうな態度や表情を見ていると、「この人は一体何がしたいんだろう」とイライラしてしまう…という人も多いでしょう。

『すぐに論破してくる人』の特徴や性格5つ

相手の話をすぐに論破したがる人は、どのような心理から「論破する」という行動に出ているのでしょうか。ここでは『すぐに論破してくる人』の特徴や性格を解説します。

1.自分が相手より優れていると思いたい

すぐに論破してくる人の特徴として、自分が相手より優れていると実感したい、優越感に浸りたいという性格が強い傾向にあります。

これは自分に対して自信のなさを感じていたり、相手に対してコンプレックスや劣等感を覚えていることも裏返しでもあります。

そのため、なんでもない日常会話の中で相手の矛盾点などを粗探しし、議論にすり替え論破しようとするのです。

2.冷静さに欠けており負けず嫌い

生産的な議論をするならば、相手を打ち負かすような論破の仕方をする必要はありません。相手をイラつかせるような言い方やタイミングで論破しようとする人は、基本的に冷静であるように見えて冷静さを欠いていることが多いです。

また、負けず嫌いな性格も強いため、相手の方が自分よりも優位な立場に立っていると思うと論破しようと敵対心を向けてくることがあります。

感情に任せて論破しようと立ち向かってしまうため、実際には論破する必要のない話題であっても無理やり論破しようとし、やり切ったという達成感を勝手に得ていることも多いです。

3.自己承認欲求が強い

相手を論破することに愉悦を感じている人は、自己承認欲求が強い傾向にもあります。自分を認めてほしい、自分を見てほしいという思いが強いために、議論に持ち込み論破するという方法をとるのです。

相手を論破することで「自分がすごいんだぞ!」「カッコいいだろう」と自信が持てたように感じているのでしょう。

実際は「今このタイミングで?」「もう少し柔らかい言い方はできないのかな」と場が白けていても、自己承認欲求が満たされた達成感や優越感で気付いていない人も多いです。

4.その場で自分が中心にいたい

自分がその場の中心にいたい、常に中心人物でありたいと思っている人も、そのポジションを自分から奪ったと感じると相手を攻撃する傾向にあります。

さまざまな方法がありますが、その攻撃方法の1つとして、相手が話題にしていることに対して論破するという手段をとる人も少なくありません。

相手の矛盾点を探して論破することで、まるで自分が相手を打ち負かした主人公のような気分になり、その場の注目を集められると思っているのでしょう。

5.コミュニケーションが苦手で孤独を感じている

そして、すぐに他人を論破しようとする人は、通常のコミュニケーションをとることに苦手意識を感じていたり、実際は孤独感を覚えているために論破することで虚勢を張っているということも多いです。

普通に話していても自分に注目が向かなかったり、みんなの輪の中に入っていけないと感じているため、他人の出す話題に「議論し論破する」という構図で踏み入ろうとします。

態度は大きいですが、実は「寂しい」と孤独感を覚えている少しだけかわいそうな人なのかもしれません。

論破してくる人にイライラしたら?上手に付き合うコツ

すぐに論破したがる人と付き合っていると、イライラしてしまいストレスを感じることも多いでしょう。基本的には、このように馬の合わない相手とは深く付き合わず、適度に距離を置くことが最もストレスなく上手に付き合う方法です。

しかし、どうしても相手と会話する機会が多い場合は、以下のポイントを押さえつつ相手と上手く付き合いましょう。

  • 相手の言葉を真に受けず笑顔で聞き流す
  • 「そっか〜」と受け入れつつ話題を変える
  • 議論にならないような会話(話題)を意識する

論破する人は優越感を覚えたいという自己承認欲求の塊でもあります。そのため、無視してしまうと事態を悪化させてしまう恐れがあるので、適当に聞き流しつつ、話題を変えたり 逃げる手段を確保したりすることをオススメします。

複数人で話している場合は、「そっか〜」と相槌を打ちつつ、別の人に話題を振って、論破したがる人へのターン数を減らす…という方法も1つの手段です。

すぐに論破したがる人の話は相槌を打ちつつ聞き流して

いかがでしたか。すぐに論破したがる人は、議論で返してしまうと余計に白熱してしまう恐れがあります。相手の話を無視したり抑え込んだりするのではなく、相槌を打ちつつ適当に聞き流すスキルを身につけましょう。

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