阪神18年ぶり優勝 故横田慎太郎さんユニホームも胴上げ 父真之さん「感無量」

母校・東市来中のグラウンドで阪神時代のユニホームを持つ横田慎太郎さん

 セ・リーグは14日、甲子園球場で阪神―巨人23回戦が行われ、阪神が4―3で勝って18年ぶり6度目の優勝を決めた。優勝が決まった瞬間、選手らは元チームメートで7月18日に亡くなった横田慎太郎さん=享年28歳、鹿児島実業高校卒=のユニホームをマウンド上で掲げ、喜びを爆発させた。

 横田さんの父真之さん(60)は「ユニホームを一緒に胴上げしてもらって本当に感無量。息子は恵まれていたと思う」と優勝を喜んだ。慎太郎さんも試合を見ていたはずといい、「『ここまで来たら必ず日本一になってほしい』と選手たちに声をかけているのではないか」と話した。

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