オートポリスが10月のスーパーGT第7戦でピンクリボン運動に賛同へ

 大分県日田市のオートポリスは、10月14日(土)〜15日(日)に開催されるスーパーGT第7戦『AUTOPOLIS GT450km RACE』で、乳がん検診の受診を啓発・推進するピンクリボン運動に賛同し、大分県および認定NPO法人ハッピーマンマの協力を得て、さまざまなキャンペーンを行っていく。

 2023年シーズンの第7戦として開催されるオートポリスは、今季は450kmレースとして開催されることもあり、シーズン終盤の重要な一戦となる。そんな一戦に向け、オートポリスでは乳がんの早期発見の大切さを広めるピンクリボン運動に賛同、支援していくことになった。

 ピンクリボン運動は、乳がんについての正しい知識を多くの人に知ってもらい、その結果乳がんから引き起こされる悲しみからひとりでも多くの人を守る活動。現在、日本女性の9人に1人は乳がんにかかるといわれており、女性がかかるがんの中で最も多いのも乳がんとされる(国立がん研究センター調べ)。その一方で、乳がんは自分で見つけやすい病気で、早期発見であれば約9割の人が治癒する可能性があると言われているという。

 オートポリスでは、乳がんで悲しい思いをする人をひとりでも少なくしたいとの思いを大分県、福岡県を中心に活動する認定NPO法人ハッピーマンマと共有し、この取り組みを開始する。第7戦オートポリスが世界的なピンクリボン運動月間である10月に開催されることにちなみ、出展ブースにおけるパネル展示、チャリティグッズの販売などさまざまなキャンペーンを行う。

 スポーツ界では海外を中心にピンクリボン運動に賛同してピンクのウェア、グッズを着用したりといった活動も多く行われている。スーパーGTでも2022年のオートポリスでは、ダンロップがこの運動に賛同、ロゴをピンクにしてレースを戦った。

2022スーパーGT第7戦オートポリス SUBARU BRZ R&D SPORTが履くダンロップタイヤにはピンクのロゴが描かれた

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