ソシエダが正しい道に戻してくれた…久保建英、「自分は良くない時間を過ごしてた」

昨年夏のマーケットでレアル・マドリーを離れ、レアル・ソシエダに完全移籍した日本代表MF久保建英。

ローン移籍を繰り返す中でなかなか本領を発揮できない時間が続いていたものの、昨季はチームの主力となって活躍し、チームのチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献した。

さらに今季はそれ以上に好調なスタートを切っており、ここまでの4試合ですべてマン・オブ・ザ・マッチに選ばれるなど素晴らしい活躍を見せている。

今回その久保建英が『MARCA』のインタビューに答え、そのなかで以下のように話していたとのこと。

久保建英

「2023-24シーズンの目標についていえば、昨年と同じだとは思わないよ。ラ・リーガではチャンピオンズリーグ出場権を獲得できる場所にチャレンジしていくこと。

ただ、自分よりも前にいるものを追いかけているときは、後ろを見れば誰かが猛スピードで追いかけてきているものだ。

どんなチームであってもホームでプレーすることはアドバンテージだけど、レアレ・アレーナは特別だ。

例えば、ゴールを決めたときにはファンが飛び跳ね始める。試合はそこからも続くけど、スタンドを見ればみんながジャンプしている。それは愛すべきことだね。

レアル・ソシエダは僕をサッカー選手として確立させてくれたクラブだ。良くない時間を過ごしていた自分を、成功に向かう列車に戻してくれたと思う。

サン・セバスティアンの街で気に入っていることは、その静けさだね。通りを歩いていても、人々は僕たちをそっとしておいてくれる。

少し写真を求められることもあるけど、ほとんどみんなが週末の試合に勝ってほしいと応援してくれるんだ」

【関連記事】久保建英にも期待!「レアル・マドリーを退団してブレイクした8名」

レアル・マドリーに加入してからマジョルカやヘタフェ、ビジャレアルなどで長く苦戦してきた久保建英。その流れを断ち切ってくれたレアル・ソシエダへの感謝の気持ちは強いようだ。

© 株式会社ファッションニュース通信社