「全く覚えていない」酒に酔った状態で車のボディを蹴った疑い 消防士の男(37)を現行犯逮捕 広島

15日未明、停めてあった乗用車を足で蹴ったとして、消防士の男(37)が現行犯逮捕されました。

器物損壊の疑いで現行犯逮捕されたのは広島県福山市山手町・福山地区消防組合消防局の消防士の男(37)です。

警察によりますと男は15日午前1時すぎ、福山市三吉町の店舗駐車場で、停めてあった乗用車の右側面ボディを足で蹴って損壊した疑いがもたれています。

調べに対して「全く覚えていない。ただ私が車を蹴っていたというのであれば壊したことに間違いない」と供述しているということです。

乗用車の運転手からの通報で駆けつけた警察官が現行犯逮捕。男は当時酒に酔った状態だったということで、警察がいきさつを調べています。

福山地区消防組合は、「服務規律の確保に努めている最中に、このような事案が発生しましたことについて、地域住民の安心安全を担うものとして極めて遺憾であり、住民の皆様に深くお詫び申し上げます。今後、事実関係を確認する中で、厳正に対処してまいります」とコメントしています。

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