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通販大手ジャパネットたかた(佐世保市)は、商品全体から食品だけを独立して取り扱う新ブランド「たべる。ジャパネット」を15日から展開する。全国各地のメーカーや生産者の商材の中から、専任のバイヤーが厳選した約300商品の提供を予定している。
新ブランドを担当する専門執行役員でテレビショッピングのMCを務める塚本慎太郎氏らが13日に東京都内で記者発表した。
それによると、ジャパネットは2018年に「ジャパネットウォーター」の販売を開始。22年にはおせちの販売数「日本一」となるなど、これまで商材カテゴリーの一部として食品を約700万件提供してきた。
今後はブランド化によってカタログやショッピングサイト、テレビショッピングを独立させ、専用アプリなども立ち上げる。サービスの専門性を高めるためバイヤーやスタッフ、コールセンターも専任チームを設けた。バイヤーが農園や製造現場まで出向き、生産者らとともに品質や配送方法などを迅速に改善する体制も整えているという。
塚本氏は「数多くの食品から商品を絞り込み、磨き上げ、ブランドとしてのこだわりで本当にいいものだけを届ける。農産物を中心に全国各地の生産者と直接やりとりすることで地域創生にも貢献できれば」などと話した。