青森・新郷村「UFO音頭」、16日披露 雑誌「ムー」編集部の要望で制作

16日に会場で発売する「新郷UFO音頭」のCDを持つ小西さん

 新郷村ふるさと活性化公社は16日、間木ノ平グリーンパーク(GP)で開催する「新郷村×ムー ミステリーキャンプⅡ」に合わせて「新郷UFO音頭」を発表する。歌詞に村の名所を織り込み、青森県八戸市の演歌歌手小西礼子さんが軽やかに歌う。村ナニャドヤラ保存会が当日、イベント参加者に振り付けを教える。公社は「参加者全員で輪になって踊り、UFO(未確認飛行物体)を呼びたい」と話している。

 同村には「間木ノ平GP近辺からUFOが見えた」と主張する人たちがいることから、昨年、オカルト月刊誌「ムー」編集部と共に同キャンプを初めて開催。終了後、編集部が「みんなで踊れる歌が欲しい」と公社に要望した。

 そこで八戸市の会社員田中基之さんに作詞、村民相談員田中正徳さんに作曲を依頼。完成した歌は「ハァー新郷は 謎が謎呼ぶ 不思議の国よ」から始まり、「軽やかでふわふわ感を表現したメロディー」(作曲の田中さん)に乗り4番まである。小西さんは「UFOで新郷にたどり着いた宇宙人の気持ちになって楽しみながら歌った」と話す。

 16日は午後5時半から三上丈晴編集長(弘前市出身)と超常現象研究家・並木伸一郎さんらがUFOの最新情報などを語り、同7時にUFO音頭を発表する。会場でCD(税込み2千円)を100枚限定で発売する。入場券はローソンチケットで発売中。問い合わせは同公社(電話0178-78-2511)へ。

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