すっごい懐かしい言葉を聞いたので使ってみたかったんですよ?! の巻/倉井史也のJリーグ

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

えっと、ちょっとリーグ戦中断期間あったし、上位争いどうなってたんだっけ? ってことになってる人、意外に多いんじゃないスか? あ、すみません、私です。

今、各チームの勢いってどうだったかすっかり分からなくなってるんですけど、こういうときってさ、やっぱ「微分」じゃないスか?「微分」。ほら、どれくらいの期間でどれくらい増えたかとか、そんなん比べて今の勢いを計るっちゅうか。え? それは「微分」じゃない? ですよね〜。

でもどのチームがどの間にどれくらい勝点稼いでたかって、確かに勢いを現せると思うんです。ということで、現在26節が終わった状態ですが、これを5節ごとの平均勝点で考えてみると……。

1:神 戸|2.40/2.00/2.20/1.75/1.50

2:横浜FM|2.00/1.60/2.40/2.60/1.40

3:名古屋|2.00/1.80/2.00/2.00/1.20

4:C大阪|1.00/1.80/2.40/1.20/2.00

5:浦 和|1.80/2.00/1.75/1.86/1.40

6:鹿 島|1.40/1.20/2.20/1.20/2.40

7:広 島|1.60/2.40/1.50/0.67/1.60

8:福 岡|2.00/1.00/1.00/1.20/1.80

9:川 崎|1.00/1.40/1.80/1.75/0.83

10:FC東京|1.60/1.40/0.80/1.40/1.40

11:G大阪|0.60/0.80/0.60/2.60/2.00

12:札 幌|1.20/1.40/1.80/1.00/0.40

13:鳥 栖|0.80/1.75/1.33/2.00/0.40

14:京 都|1.80/0.80/0.00/1.40/1.80

15:新 潟|1.60/0.80/0.80/1.00/1.40

16:柏|0.40/1.00/1.00/0.40/1.20

17:横浜FC|0.20/0.40/1.80/0.40/1.40

18:湘 南|1.00/1.20/0.00/0.33/0.80

注意点としては、5節ごとに区切ったとき、試合数が足りてないチームがあるから完全に5試合区切りにはなってないということ。それでも傾向は見えてくるでしょ?そして直近の26節は

1:神 戸/勝点52

2:横浜FM/勝点50

3:名古屋/勝点46

4:C大阪/勝点45

5:浦 和/勝点45

6:鹿 島/勝点43

7:広 島/勝点41

8:福 岡/勝点38

9:川 崎/勝点33

10:FC東京/勝点33

11:G大阪/勝点33

12:札 幌/勝点32

13:鳥 栖/勝点31

14:京 都/勝点29

15:新 潟/勝点29

16:柏/勝点23

17:横浜FC/勝点22

18:湘 南/勝点18

神戸、さすがに勢い落ちてきた。けれど2位の横浜FMもそれ以上に落ちてる。3位名古屋は急降下、不気味なのはC大阪の調子が上がってきたことで、現在の7勝点はひっくり返せるか。20節〜25節は1試合ごとに勝点を0.5詰めてきた感じってことは、7勝点差のためには14試合が必要だけど、残りは9節。ただし神戸がこの勢いで平均勝点を落としたら逆転される可能性も!!

そしてもっと虎視眈々と狙ってるのが鹿島。20節から25節までの平均勝点はリーグ1位。神戸とは勝点差は9あるけど、これはもしかすればもしかして……。

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