賞味期限切れの米粉 ジェラート4万5千個販売 高根沢町の道の駅

 高根沢町の道の駅で販売している米粉を使ったジェラートに賞味期限が過ぎた米粉が使われていたことが分かったと運営する会社が14日、発表しました。それを使って販売した数はおよそ4万5千個にのぼるということです。

 道の駅たかねざわ元気あっぷむらを運営する塚原緑地研究所によりますと、今月9日に、施設内のジェラート店「高根沢ジェラート」の従業員が、保管している材料の米粉を確認したところ賞味期限が過ぎていたことが分かりました。

 米粉は、2021年12月に納品された一部で去年5月29日が賞味期限となっていましたが、確認を怠ったため期限が過ぎた後もおよそ1年3カ月に渡ってこの米粉を使ったジェラートを販売していました。その数は、およそ4万5千700個にのぼるということです。

 今のところ、健康被害の報告はなく、施設は、このジェラートの販売を停止して廃棄しました。施設は、保管しているすべての食品について目視での確認を徹底したり、管理職者への食品衛生に関する研修を開いたりして再発防止に努めるということです。

 また、ホームページ上に問合せ窓口を設置し、テイクアウト用で開封されてない商品のみ返金対応をするとしています。

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