船の事故増加傾向 プレジャーボートが8割占める 7~8月の事故件数を公表=清水海上保安部

清水海上保安部は2023年7月から8月にかけて管内で発生した海の事故の件数を発表し、船舶が関わる事故が増加傾向にあることなどが分かりました。

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静岡県沼津市から湖西市までを管轄する清水海上保安部によりますと、2023年7月から8月の間に管内で海のレジャー中に事故に遭った人は前年と同じ3人で、死者・行方不明者はいませんでした。3人はいずれも成人男性で、サーファーが沖に流されるなどマリンスポーツの最中の事故でした。

また、船舶の海難は13隻で2022年より5隻増加し、船の種類別に見るとプレジャーボートが10隻と全体の8割近くを占め、増加傾向にあるということです。

このあと、秋の釣りシーズンが本格化することを見据え、清水海保は、ライフジャケットの着用や連絡手段の確保などを呼び掛けています。

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