【J1注目プレビュー|第27節:横浜FMvs鳥栖】下位相手の連敗で首位陥落、勝るのはビルドアップかボール奪取か

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

【明治安田生命J1リーグ第27節】

2023年9月15日(金)

19:00キックオフ

横浜F・マリノス(2位/50pt) vs サガン鳥栖(13位/31pt)

[ニッパツ三ツ沢球技場]

◆連覇へリスタート、立て直したい【横浜F・マリノス】

中断期間に入る前、首位に返り咲いた中でまさかの下位相手の連敗。横浜FCと柏レイソル相手にアウェイで勝ち点「0」に終わった。

結果として2位に転落。連覇に向けて手痛い状況になったが、残り試合での逆転優勝に向けてこの差を維持したい。

首位のヴィッセル神戸との勝ち点差は「2」。直接対決が残っているだけに、この勝ち点差を守っていきたいところだろう。そのためには勝利が必要となる。

チームとしては攻撃に繋がるビルドアップと守備の安定感が欠けていたことが結果に表れている。チームとしてのやり方を取り戻せるのか、中断期間の積み上げを見せていきたい。

★予想スタメン[4-3-3]

GK:一森純

DF:松原健、喜田拓也、エドゥアルド、永戸勝也

MF:山根陸、ナム・テヒ、渡辺皓太

FW:水沼宏太、アンデルソン・ロペス、エウベル

監督:ケヴィン・マスカット

◆特徴を出して7試合ぶりの勝利を目指す【サガン鳥栖】

中断期間には韓国へと渡っていた鳥栖。一時期の好調ぶりとは打って変わって、後半戦は苦しい戦いが続いている。

現在は6試合未勝利。チームも低迷し、13位へと順位を落とすことに。ただ、やること自体は大きく変える必要はないだろう。

アグレッシブさを持ったボール奪取と、しっかりとビルドアップをして主導権を握るということ。ただ、その精度が落ちてくると、結果が出ないというのも課題の1つだ。

相手はボールを保持したい横浜FMだが、しっかりと連動したプレスでボールを奪い切ればハイラインの裏を突くことも可能。鳥栖の特徴を出し切って、しっかりとゴールを奪えるのか。プレー精度と特徴を出し切ることが勝利への近道となる。

★予想スタメン[4-2-3-1]

GK:朴一圭

DF:原田亘、山﨑浩介、ファン・ソッコ、菊地泰智

MF:河原創、手塚康平

MF:長沼洋一、堀米勇輝、岩崎悠人

FW:富樫敬真

監督:川井健太

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