成田山新勝寺 初詣用の護摩札作り 千葉

成田山新勝寺 初詣用の護摩札作り 千葉

 2024年の正月に向け、千葉県にある成田山新勝寺で9月15日から、初詣用の護摩札作りが始まりました。

 護摩札は、成田山新勝寺の本尊、不動明王の象徴とされ、初詣で、願い事成就の祈祷をした人に授けられます。

 15日の護摩札作りは、8人の僧侶がモミの木の札に不動明王を表す「梵字」を、独特の書体で一文字ずつ丁寧に書き上げていきます。

 こうして不動明王の霊徳を宿した札に家内安全、商売繁盛などの願いが記された紙を巻き付け、紅白の水引を締め付けて完成です。

 護摩札は、正月までに約60万体用意されるということです。

 成田山新勝寺の初詣は、新型コロナの影響で2021年は分散参拝を呼び掛けるなど制限がありましたが、2022年からは制限はなく、2024年は、コロナ前の300万人程度の参拝客を見込んでいるということです。

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