コロナ感染者、前週比0.98倍 ほぼ横ばい、増加懸念も

 厚生労働省は15日、全国約5千の定点医療機関から4~10日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者数は計9万9744人で、1医療機関当たり20.19人だったと発表した。前週比は0.98倍で、ほぼ横ばいだった。

 夏休みが終わり学校が再開した影響で今後さらに増加する恐れもある。厚労省は引き続き基本的な感染対策を呼びかけている。

 都道府県別で1医療機関当たりの感染者数が多いのは宮城32.47人、岩手29.87人、千葉27.45人。少ないのは沖縄12.26人、香川13.09人、大阪14.62人。

 新規入院者数は1万1566人で、前週比0.87倍と減少した。

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