白砂にTシャツひらひら 南紀白浜で11月にアート展、デザインは今月末まで

昨年のTシャツアート展(和歌山県白浜町で)

 和歌山県白浜町の白良浜で11月3~6日、絵やイラスト、写真、書などを印刷したTシャツを洗濯物を干すように展示する「白良浜deひらひらTシャツアート展」が開催される。主催の「しらひらバリアフリーアート実行委員会」は今月30日まで、展示するTシャツに印刷するデザインを募集している。

 Tシャツの製作に携わる障害者たちの安定した仕事や給与の確保につなげることを目的に開催しており、今年で3回目。昨年は、動物や乗り物などの絵などが印刷されたTシャツを516枚飾った。会場では今年もワークショップや青空マーケット、コンサートなどを予定している。

 募集している作品の画材は自由。サイズはA4までで、縦横どちらでもよい。画像データでも受け付ける。団体での応募は5点以上で、イベント会場では、近くに並べて展示する。今年は初の試みとして、応募の中から優秀作品を選び、賞品を贈る予定。

 応募料は、作品1点につき4500円で、障害者は2500円。Tシャツのサイズは子ども用(120センチ)から3Lまで6種類ある。Tシャツは展示を終えた後、当該のデザイン応募者に贈る。

 応募方法は、作品と応募用紙を同封し、郵便番号646―0015 田辺市たきない町10の34、認定NPO法人ころんへ郵送する。応募用紙は白浜町役場や白浜駅前コミュニティープラザ、南紀白浜観光協会などに置いている。

 応募は、ころんのホームページ(https://www.npocolon.org/)でも受け付けている。

 問い合わせは、ころん(0739.33.2278)へ。

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