広島県尾道市で住宅が全焼して男性が死亡した火事で、孫の男が放火と殺人の罪で起訴されました。
現住建造物等放火と殺人の罪で起訴されたのは、尾道市の無職・濱元佑太被告(24)です。
起訴状などによりますと、濱元被告は5月27日午後9時半ごろ、尾道市三軒家町の祖父・大平昌之さん(79)の2階建ての住宅で、1階ののれんにライターで火をつけて全焼させ、大平さんを急性一酸化炭素中毒で死亡させ殺害したとされています。認否について明らかにしていません。
検察は濱元被告に対して、12日まで約3か月間、鑑定留置を実施していましたが、「刑事責任能力を問える」と判断したということです。