転売チケット買わないで!“J1へ大一番” 清水対磐田のチケットが定価の4倍以上で不正転売か…クラブ側「法的措置も辞さず」

J1昇格をめぐり、重要な一戦となりそうな10月の清水エスパルス対ジュビロ磐田のチケットが定価の4倍以上で不正転売されています。エスパルスは9月15日、「悪質な事案は警察に通報し、法的措置も辞さないと」と異例の呼びかけを行いました。

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昇格争いが激しさを増すJ2リーグ。ジュビロ磐田は勝ち点61で、2位のJ1自動昇格圏に。清水エスパルスは勝ち点1差でそのジュビロを追いかけています。

10月7日にエスパルスのホームIAIスタジアム日本平(静岡市清水区)で行われるJ2リーグ第38節清水対磐田の一戦は、1年でのJ1復帰を掲げる両チームにとって、大一番の試合となる可能性が高く、チケットは発売後、すぐに完売。

その観戦チケットが一部の流通サイトで、定価の4倍以上で不正転売されていることが明らかになりました。4,000円ほどのチケットは1万8,000円で、3,000円ほどのチケットは1万2,000円で転売されているということです。

この事実を確認したホームのエスパルスは、クラブの公式ホームページで「営利目的の不正転売は違法行為。このようなチケットは購入しないように」と異例の呼びかけを行っています。さらに、悪質な事案に対しては、警察に通報し、法的措置も辞さないと発表しています。

クラブの広報担当者は「このような事案はJリーグだけではなく、スポーツ観戦全体でよい印象を与えない。再発防止になれば」と話しています。

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