マイナカード券面刷新へ議論開始 性別や番号、記載見直しも

マイナ記載見直しポイント

 デジタル庁は、マイナンバーカードの券面に記載する情報の見直しに向けた議論を始めた。紛失、盗難による情報漏えいのリスクやプライバシーへの配慮から、氏名や住所、性別、12桁のマイナンバーなどを削除すべきかどうか検討する。2026年の改定を目指し、必要な場合は来年の通常国会に関連法の改正案を提出する。

 15日までに、有識者会議での検討状況を同庁ホームページで公表した。

 氏名、生年月日、住所は、記載を継続する案と削除する案を提示。削除の場合、対面で本人確認が必要な場所全てに、カードのICチップを読み取る機械が必要になるとの課題を挙げた。

© 一般社団法人共同通信社