保険金目的で放火の男 懲役7年実刑判決 広島地裁

時限発火装置を使い保険金目的で放火した罪に問われている男に広島地裁は懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

安佐北区の被告の男は(48)は弟(38)と共謀し、探偵アニメを参考に製作した時限発火装置を使って親族が所有する住宅に保険金目的で放火した罪に問われています。

15日の裁判で広島地裁は「死傷者を生じさせかねない非常に危険な行為であり、近隣住民は命の危険にさらされた」と指摘。そのうえで「放火の計画は弟が細部まで考え指示しており被告人は従属的な立場だった」などとして懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

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