ヘルメットをかぶっても崩れない髪型は?大学生が研究 おしゃれと交通安全の両立めざす 岡山

自転車に乗る際のヘルメット着用が「努力義務」となった中、岡山市の大学生がヘルメットをかぶっても崩れない髪型を研究しています。

(koti/上坂祐樹さん)
「くしでとかすんじゃなくて、ちょっとギザギザとやってあげるとクセがとれる」

岡山市北区の美容室「koti」でヘアアレンジを学ぶのは、ノートルダム清心女子大学の学生3人です。

JAFなどと協力して「かわいい・かっこいい」と「交通安全」を両立できる髪型を研究するプロジェクトを行っています。

(ノートルダム清心女子大学 2年生/三宅心愛さん)
「ヘルメットもかぶれて、かつ、おしゃれにヘアアレンジを楽しめることができたら、みんなヘルメットをかぶってくれるんじゃないかなと思って」

2023年4月に施行された改正道路交通法では自転車に乗る際のヘルメット着用が「努力義務」になりました。7月に全国の警察がヘルメットの着用率を調べた結果、岡山県は7.4%、香川県は7.1%でした。いずれも全国平均の13.5%を大きく下回っています。

(koti/上坂祐樹さん)
「できる限り下めで、『くるりんぱ』を作ってあげるのが一番」

学生は、15日学んだヘアアレンジについて、今後、カタログを作り、JAFの講習会などで配りたいとしています。

(koti/上坂祐樹さん)
「正直難しいです。美容師もヘルメット着用に対して、髪型提案だったり、横のつながりで取り組んでいけたらいいと思っています」

(ノートルダム清心女子大学 2年生/三宅心愛さん)
「プロの方にコツとか聞いてみると、そういうやり方があるんだと思って勉強になりましたし、ヘルメットも違う視点とか違うアプローチで促進していけたらいいなと思っています」

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