本土の女性が警察刺傷の男性を追悼

法学博士課程の学生で中国本土出身の女性は今年1月1日、警察刺傷後に自殺した男性を銅鑼湾のそごう百貨店前で追悼した容疑で逮捕された。9月11日の香港メディアによると、捜査の過程で彼女の自宅からは大型の「国殤之柱」の垂れ幕が見つかり、繁華街で掲示する計画だったという。 女性は11日午後、西九龍裁判法院(地裁)で「扇動目的の行為を試みた、または実行する準備をした罪」を認めた。ただし弁護側は被告が違法行為や暴力行為を扇動したわけではないと主張し、内容は主に天安門事件に関するもので、判決が言論の自由と国家の安全との兼ね合いを考慮するよう求めた。被告は今年5月8日から6月1日までの間、本土の民主活動家、周鋒鎖氏らとともに扇動的な意図を持った行為を行おうとした、またはその準備をしたことを認めた。

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