【パチンコ店で因縁・16都府県で2800万以上被害】コインロッカーに預けさせた金品窃取の男を追送検

全国各地のパチンコ店で被害者に因縁をつけ、コインロッカーに預けさせた金品を盗んだとされる男が追送検されました。被害額は2800万円を超えています。

窃盗の疑いで追送検されたのは、住居不定・無職の男(44)です。男は2017年1月から今年1月にかけ、パチンコ店で景品交換をした若い男性を狙い、「兄貴とぶつかったから謝れ」などと因縁をつけ、言葉巧みに現金などの貴重品をコインロッカーに預けさせ、被害者を別の場所に待機させたうえで、すり替えたカギを使ってロッカーの中身を盗んだ疑いです。

男は金品を盗んだ直後、新幹線などに乗って現場を離れ、東京や広島など16都府県で同様の犯行を繰り返していたとみられています。窃盗被害は140件に及び、193人の被害者の被害総額は約2860万円にのぼるということです。

県内では7件の被害が確認されており、警察の調べに対し、全面的に容疑を認めているということです。

《2023年9月15日》

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