「いまでもずっと好きだから」世代も国境も超えて愛されるハローキティ サンリオが創立60周年で18日まで博覧会=浜松市

閉幕まであと3日。親子三世代で楽しめる「ハローキティ」でおなじみのサンリオ創立60周年を記念した大博覧会が浜松市で開かれ、幅広い年代の客でにぎわっています。

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<来場者>
「お嫁さんで、私たちはおじいちゃんおばちゃんです」
Q.親子三世代ですか?
「そうですね」
Q.どうですか見て?
「かわいいですね」

「ハローキティ」を生み出したサンリオ設立60周年を記念して開かれた展示会には、これまで生み出された400以上のキャラクターが勢ぞろいしました。

展示会の入り口には、1960年、サンリオが創業当時大ヒットした「いちごシリーズ」のカップなどの生活雑貨が並べられています。

1960年代半ば、水森亜土さんなど人気イラストレーターの絵を使ったアイテムが大ヒットします。

1974年、みんなが大好きの「ハローキティ」が誕生します。「ハローキティ」の身長はリンゴ5個分、体重はリンゴ3個分、明るくてやさしい女の子です。

1975年、第1号のグッズが誕生します。「プチパース」です。

1990年半ばに発売され、当時大人気となり、入手困難だった「ピンクキルト」シリーズです。

さらに2009年、アメリカで誕生35周年を記念して開かれたイベントで、レディー・ガガが着用したドレスのレプリカです。「ハローキティ」は世界でも大人気です。

<40代女性>
「キティちゃんのこういうの持ってました。いまでも小さいころからずっと好きだから、こうやっていろいろ見られてうれしいです」

訪れた人たちは、子どもの頃に使っていた文房具やお弁当箱を見て、当時を思い出していました。

世代を超え、世界中の人々にも愛され続けるサンリオのキャラクター。日本の「カワイイ文化」を築き上げ、広く発信してきたサンリオの60年の歴史をひも解く「サンリオ展」は18日月曜日まで浜松市総合産業展示館(浜松市東区)で開かれています。

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