
「熊本城マラソン2024」実行委員会は15日、来年2月18日に開催する大会の申し込み数を発表した。11回目の今回は、前年より2千人増やした定員1万3千人のフルマラソンに1万7964人がエントリー。競争倍率は1・38倍で、過去最低の倍率だった昨年を0・08ポイント上回った。出場者は抽選で決める。
城下町ファンラン(3・4キロ)も定員1500人に対し1669人が応募し、抽選となった。抽選結果はいずれも、9月下旬までにメールで知らせる。
実行委によると、フルマラソンの応募の内訳は男性1万4532人、女性3432人。熊本県外からの応募者は6162人で34・3%。定員3千人の初挑戦枠は4775人だった。熊日30キロは、150人の定員に対し41人が応募した。
市イベント推進課は「新型コロナウイルス禍で出場を控える傾向はまだある。ただ、前回よりも応募は増えたので、徐々にコロナ禍前の状態に戻り始めているのではないか」としている。(樋口琢郎)