ローソン初日12番手「トリッキーなコースだけど楽しんでいる。ここまでは順調」:アルファタウリ/F1第16戦

 2023年F1シンガポールGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリのリアム・ローソンはフリー走行1=16番手/2=12番手だった。

 アルファタウリは今回、フロアボディ、フロアエッジ、ディフューザー、サイドポッド・インレット、コーク/エンジンカバー、リヤサスペンション、リヤコーナー、ミラーをアップデートしたことが明らかになっている。

 なお、FP1開始時、FIAは、アルファタウリがローソンのマシンに、ギヤボックスのギヤボックスケースおよびカセット(GBX C & C)、ギヤボックスドライブライン、ギヤチェンジコンポーネントおよび補助コンポーネント(GBX DL)のそれぞれシーズン3基目を入れたことを発表した。シーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。

2023年F1第16戦シンガポールGP リアム・ローソン(アルファタウリ)

■リアム・ローソン(スクーデリア・アルファタウリ)
フリー走行1=16番手(1分34秒894:ソフトタイヤ/27周)/2=12番手(1分33秒285:ソフトタイヤ/27周)

 今日の序盤はトリッキーだったけれど、ここは独特のトラックだから、そうなることは予想していた。

 このトラックを楽しみ、たくさんのことを学んでいる。夜に照明の下で走るのもクールだった。ここは暑いから、ドライバーにとっては夜間の方が多少は楽なんだ。

 明日のFP3を最大限に活用する必要があるけれど、ここまでのところは問題ない。少しずつ向上してきて、順調に進んでいる。明日はさらに改善することができるはずだ。

 このタイプのサーキットでは、アップデートの違いを感じ取るのは難しい。トラディショナルなサーキットで走る場合ほどゲインは大きくはないだろうが、それでもマシンが改善していることは間違いない。

 新しいコンポーネントを入れているから、それを最大限に活用する方法を見つける必要がある。今夜データを分析し、明日の予選に備えるよ。

 ミディアムコンパウンドとソフトを比較して、グリップの向上はそれほど大きくないと感じている。予選と決勝に向けて、その部分についても調べてみる。

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