政府は15日、総理補佐官に新たに女性活躍・高齢者・消費者対策担当に上野道子氏、賃金雇用担当に矢田雅子氏を任命した

 岸田文雄総理は19日から21日まで第78回国連総会に出席するため米国・ニューヨークを訪問する。松野博一官房長官が15日発表した。

 岸田総理は国連総会で「一般討論演説」を行うほか「SDGサミット2023」「安保理首脳会合」などに出席する。合わせて各国首脳との会談を予定している。

 松野官房長官は「総理は国際社会が分断と対立でなく、協調に向けた世界を目指し、日本の考えを発信し、安保理改革を含め国連の機能強化に向けた取組みの重要性などを強調する」と国連総会出席の狙いを語った。

 松野官房長官は「総理は分断と対立でなく、協調に向けた世界を目指し、協調に向けた国際協力を提唱する。日本が国連を中心に多国間協議に責任を持って関与するとともに各国の声に真摯に耳を傾け、国々の体制や価値観の違いを乗り越えて、協調のための国連の実現をともに実現していく決意を表明する考えだ」とした。また「各国首脳との2国間会談を行う有意義な機会にもなると考える」と述べた。(編集担当:森高龍二)

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