「見ると幸せになる」ドクターイエローに乗れます 10月14日、JR西日本が初開催 新大阪─博多間

体験乗車イベントが開かれるドクターイエローの外観(JR西日本提供、写真はイメージ)

 JR西日本は「鉄道の日」の10月14日、線路や架線を点検する黄色い新幹線「ドクターイエロー」に体験乗車できるイベントを初めて開く。新大阪-博多間を走る車内で点検の様子を見学できる。同社のスマートフォンアプリ「WESTER(ウェスター)」会員限定で50人を募集する。

 ドクターイエローは運行日が限られ、走る時刻も非公表で、「見ると幸せになる」と言われている。

 イベントでは午後5時ごろ新大阪駅を出発し、同8時50分ごろに博多駅に到着。ホーム上と車内で写真撮影ができるほか、架線の様子を間近で確認する「観測ドーム」の席に座って作業の雰囲気を体感することができる。レールの状態などを検査・測定する「検測室」内の見学も可能だ。

 日本旅行が販売し、旅行代金は中高生以上3万5千円、1歳~小学生2万8千円。9月19日午前10時~22日午後5時59分の間に別のアプリ「tabiwa by WESTER(タビワ・バイ・ウェスター)」から申し込む。応募多数の場合は抽選で、27日以降に結果が通知される。(大島光貴)

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