自転車ヘルメット着用率 栃木は13.2%

2023年4月に改正道路交通法が施行され、自転車を利用する人のヘルメット着用がすべての年齢で努力義務となりました。これを受け警察当局が初めてヘルメットの着用率を全国調査した結果、13・5%となりました。

警察当局が2023年7月に自転車利用者のヘルメットの着用について全国調査した結果、着用率は13.5パーセントでした。

栃木県は13.2パーセントで、全国平均を0・3ポイント下回り、全国で14位でした。

都道府県別では愛媛県が最も高い59.9%だった一方、最も低かったのは新潟県の2.4%で50ポイント以上の差がつくなど地域差が顕著になりました。

警察庁によりますと調査は各都道府県の警察が駐輪場のある駅前や、商店街など合わせて4カ所を選び、通行が多い時間帯に1カ所あたり最低200人を目視で確認しました。

栃木県警はJR宇都宮駅やJR小山駅、それに大型商業施設などで調査を行い、ヘルメットを着用していたのは1千99人のうち145人でした。

調査結果を受けて県警では、「自転車とヘルメットはワンセット。重大な事故を防ぐためにも、着用率100パーセントを目指していく」としています。

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