【セントライト記念/穴ライズ】「ソールオリエンスとの差は詰まる」 想定“6人気”前後の刺客

■セブンマジシャン

約5カ月ぶりとなった前走の西部日刊スポーツ杯は、ウィズユアドリームの逃げ切りを許して2着。小倉競馬が開幕初日で馬場状態が良かった上に、道中もスローで、前が残りやすい展開だった。勝ち馬にアドバンテージが働いた感があり、この結果も仕方ない。

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1番人気に支持された2走前・スプリングSは6着に崩れたものの、3走前・京成杯ではソールオリエンスの3着に好走。昨年暮れのホープフルSでも、着順こそ6着だったが、勝ち馬ドゥラエレーデから0秒4差とそれほど負けていない。重賞で好走歴があるように、ここに入っても互角以上にやりあえる存在だ。

久々の前走を使って気配は上昇ムードで、休み明けを一度叩かれてからの臨戦は、ここを狙っているようなローテで好感が持てる。前走ではハミの取り方に進展があり、道中もリラックスして走っていたように、ひと夏を越して成長が見られたのもいい。京成杯で0秒8差と完敗だったソールオリエンスとの差は詰まると見た。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。

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