9月15日(日本時間16日)に本拠地で行われたタイガース戦、エンゼルスは2-11で大敗し、地区優勝の可能性が正式に消滅した。わき腹故障の大谷翔平は11試合連続の欠場。
エンゼルス先発は右腕グリフィン・キャニング、対するタイガース先発は左腕タリック・スクーバル。
試合は1回表、3連打を浴びたエンゼルスが先制点を許す展開。2回表にもタイムリーを打たれ、4回表にはハビアー・バイエズのソロ本塁打でさらに失点。
6回表、ジェイク・ロジャースのソロでさらに1点を失ったが、7回裏に今日7月8日以来のメジャー出場となったデビッド・フレッチャーが2号ソロで1点を返し1-4に。
ここから反撃といきたいエンゼルスだが、8回表タイガースの猛攻により完全に試合が決まってしまった。エンゼルスはこの回3番手としてジョナサン・ディアスを登板させたが、先頭から5連打される。さらに四球や犠牲フライで失点を重ねると、その後また連続タイムリーを浴びこの回7失点。さらに四球でピンチを招いたところでディアスはお役御免となり、4番手として野手のエデュアルド・エスコバーがマウンドに。エスコバーはそこから1.2回を無安打無失点と完璧な投球でタイガース打線を抑えた。
エンゼルスは9回に6月23日以来のメジャー出場となったジャレッド・ウォルシュが2号ソロを放ったが反撃はそれだけ。2-11の大敗で借金は12となった。
また、故障のため長期欠場している三塁手アンソニー・レンドンが自身の状態について言及。スポーツ專門局『ESPN』によると、これまで骨挫傷とされていたが実際は骨折だったという。また、エンゼルス側が選んだ医師2人、レンドン側が選んだ医師2人が診ていたがいずれも骨折は判明せず、8月の二週目に5人目の医師から骨折と診断されたようだ。
エンゼルスが骨折について公表してこなかった理由について、レンドンは「球団にきいてくれ」と話している。