身長1m超 世界一背の高いオス犬が死去 骨肉腫、肺炎を患い…「ゼウスは真に特別な犬でした」

世界一背の高いオス犬が死去した。グレートデンのゼウスは、2022年に「世界一」の称号を獲得したものの、骨肉腫により右前足の切除手術を受けた後、肺炎を患い4歳の誕生日を迎える数カ月前にこの世を去ることとなった。当時高さ3フィート5.18インチ(約104.6センチ)に及んだ犬の訃報は、ギネス・ワールド・レコーズのサイトにも掲載された。

飼い主のブリタニーさんは話す。「深い悲しみと共に、世界一背の高い犬というギネス世界記録の保持者で私たちの愛する犬ゼウスが亡くなったことをお伝えします」「ゼウスは真に特別な犬でした。優しく、愛情深く、とても頑固でいながらダラスやフォートワースでの冒険では、いつも自分の家族やたくさんの友人に会うと嬉しがりました」

「ゼウスは3年という短い年月を大いに楽しく生き、がんを打ち負かそうとしていました」「素晴らしい医師や看護師が賢明に彼を世話してくれました。しかし最後にはただ本当に衰弱していたのです」

ブリタニーさんによると、ゼウスはとてものんびりしながらも強い精神の持ち主で、その背の高さから、台所の流しから水を飲んだり、食べ物をつまみ食いすることができたという。

ギネス・ワールド・レコーズのクレイグ・グレンデイ編集長は「ゼウスはいつも私たちに笑顔を振りまいていました。堂々とした性格で、行く先々で喜びを届けていました」「ですから彼が不調であることを聞くのはとても悲しいことでした。そして彼がこの世から完全に去ってしまったことを知り苦しく辛い気持ちです」と話した。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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