最下位低迷のリヨンがグロッソ新監督を招へい、現役時代にもリヨンでプレーした元イタリア代表DF

[写真:Getty Images]

リヨンは16日、新監督にクラブOBで元イタリア代表DFのファビオ・グロッソ氏(45)が就任することを発表した。

なお、18日付で監督に就任することに。契約期間はは2024年6月30日までの1年間となり、延長オプションもついているとのことだ。

リヨンは、今シーズンのリーグ・アンで苦しみ、開幕から4試合で1分け3敗の未勝利。チームは最下位に低迷する深刻な状況を受け、11日にローラン・ブラン監督との契約を解消。新監督を探していた。

元イタリア代表MFのジェンナーロ・ガットゥーゾ氏の名前も上がった中、2007年から2009年までリヨンでプレーしたグロッソ氏を監督に招へいすることに決めた。

リヨンの選手としては公式戦78試合に出場したグロッソ新監督は、イタリア代表として2006年のドイツ・ワールドカップで優勝を経験している。

現役引退後は監督業をスタート。ユベントスの下部組織で指揮を執り、バーリでファーストチームの監督に初就任。その後は、エラス・ヴェローナ、ブレシア、シオン(スイス)、フロジノーネで指揮を執っていた。

2022-23シーズンはセリエBでチームは見事に優勝。セリエAでの挑戦かと思われたが、シーズン終了後に監督を退任していた。

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